パソコンとサーバを利用したメールの変化
電子メールを利用するためには、そのためのサーバが必要となります。このサーバをメールサーバと呼ぶ事が多いようです。電子メールを利用するときには、パソコンにメールクライアントソフトをインストールするということが必要となります。パソコンにメールクライアントソフトをインストールし、そしてアカウントを設定すれば、ソフトがメールサーバにアクセスして電子メールの送受信を行う事ができます。メールサーバ側では、ソフト側からの要求に応じて色々な処理を行うことになるのです。電子メールの仕組みというのは基本的にはこのようなものなので、パソコン側にソフトウェアをインストールして処理を行う事が必要となってきますが、この傾向は少しずつ変化してきているといえるでしょう。例えば、ウェブメールというのは大きな変化だと考えられます。ウェブメールというのは、ブラウザ上で利用できるメールだといえるでしょう。ですから、ソフトウェアとしてはブラウザがあれば良く、メールクライアントソフトは必要ないのです。ブラウザはたいていのパソコンに最初から付属していますから、わざわざインストールする必要がないというのも大きなメリットだといえるでしょう。ウェブメールではメールクライアントソフトの機能をサーバにインストールしたものだといえるでしょう。サーバ側で表示まで行っていると考えれば良いと思います。ですから、最近ではメールクライアントソフトは必要なくなってきているのです。